どうも、週に一度はお腹を壊しちゃう胃弱男子の稲刈おこめ(@kome_tika)です。
先日、何をとち狂ったのか水と塩だけで3日間の断食を行いました。
今回はその地獄体験の結果、身体に現れた効果と反省点を書いていこうと思います。
これから断食をしてみようという方はぜひ参考にしていただければ幸いです。
3日間の水と塩断食で身体に現れた効果
まずは、3日間の水と塩断食を行って、身体に現れた効果をご紹介します。
- 体重:66→64(2㎏減)
- 頭がスッキリした
- 常に感じていたお腹の張りが無くなった
- 目の下のクマが消えた
- 断食後の食べ物の美味しさがハンパない
- とにかく食に感謝するようになった
ざっと感じた効果はこのくらい。
中でも頭がスッキリするのはめっちゃ強く感じました。
【その他、一般的に言われている断食の効果】
・花粉症やアトピー
…腸内環境が整うことで免疫機能が改善する。
・肩こりや腰痛
…胃腸に集中していた血液が筋肉へ流れ、コリが改善する。
・冷え性やむくみ
…ミトコンドリアが活性化して腎臓が元気になり、代謝ホルモンが活発になる。
・生理不順やPMS
…腸内細菌・自律神経が整い、ホルモンバランスが正常化する。
・不眠症
…腸内環境が整うことで睡眠ホルモンの分泌が高まる。
・便秘や下痢
…腸内環境が改善することで、腸内細菌の働きが活発化する。
今回の断食ではあんまり実感できませんでしたが、断食にはこのような効果があるとも言われています。

なんで、断食なんてバカなことするの?
断食をやらない人からすると、こんな事を思ってしまいますが、断食には本当に色々な効果があるからなんですね。
断食は古来からべた褒め

効果があるとか言ってるけど、それってあなたの感想ですよね?
色々効果があると言われても、いい話には裏があると言います。
飲むだけで痩せるだとか、~デトックスみたいによくよく調べると、身体に悪い話は残念ながら腐るほどありますから。
しかし、古来から断食はべた褒めの嵐なんです。
「腹八分に病なし、腹十二分に医者足らず」
その効果は、先人達もこのような言葉を残しているほど。
確かにしょっちゅう断食をしていそうな修行僧は病気しているイメージって無いですよね。
その他にも、このように古来から断食、食べないという事はべた褒めの嵐。

そこまで言うならやるしかねーだろ!!
という感じで今回の挑戦に至りました。
決して自分を痛めつける趣味があっての事ではないです。
水と塩断食のやり方
そんな断食ですが、今回ぼくが挑戦したのは水と塩だけのTHE.断食です。
断食にも色んな方法がありますが、どうせ断食をするならとことんキツイやつをやってやろうという事で、今回はこの方法に決定しました。
予めお伝えしておきますが、今回の断食は様々な情報を参考に、素人が独学で行ったものとなります。
具体的な流れは以下の通り。
準備期間(2日):糖と炭水化物を抜いた食事
↓
断食本番:水と塩だけで生活
↓
回復期間(2日):糖と炭水化物を抜いた食事
水と塩断食と言っても、実際に水と塩だけで過ごすのは3日間だけ。
断食開始前に2日間の準備期間、断食終了後の2日間を弱った胃や腸の回復期間を設けて、計1週間行います。
準備期間・回復期間に食べていいもの

準備期間とか回復期間ってなんでやるの?
そもそも準備期間と回復期間とは、糖と炭水化物を抜いた「まごわやさしいっす」の食べ物だけを食べる期間です。
これが「まごにやさしいっす」の食べ物です。
これを食べて、お腹を慣らしていきます。
この期間が無いと、いきなり身体が過酷な状態になるので耐えられなくなってしまうんです。
塩は海塩を使いましょう

めんどくさそうだけど、あとは塩さえ準備すればいいのか
今回は水と塩だけで断食するので、あと準備するのは塩だけ。
しかし、たかが塩だろ?と思うかもしれませんがこれにも決まりがあるんです。
水と塩断食期間中に食べる塩は、なるべく天日で作られた海塩にしましょう。
天日の海塩にする理由は岩塩や精製塩よりもミネラル成分が多く含まれているから。
水と塩断食はただでさえ栄養が不足してしまうので、ミネラル成分が少しでも多い海塩が好ましいんです。

量は特に気にせず空腹を感じた時に舐めます。
ハーブティーは飲んでもOK!

今回の断食ではルール上、ハーブティーなら飲んでOKみたいです。
ぼくは飲まなかったんですけど、多分塩しか摂ってない身体には染みわたったでしょうね…。
水と塩だけでどうしても我慢できなくなった人は、ハーブティーを飲んでしのぎましょう。
断食を機に、色々なハーブティーを楽しむのもいいですね(^^)/
断食体験レポート
そんなわけで断食の大まかなやり方は以上となります。
後はぼくの断食体験レポートと共に詳しいところを見ていってください!
準備食期間:1日目
準備期間1日目。
まだ断食が始まってすらないのにお腹が空くという不穏な始まりで、ぼくの断食挑戦は幕を開けました。
お腹すいてたので、早めに準備期間1食目の食事。
1日目終了時のリアルタイムの感想と体重です。
さすがにまだ元気ですが、この時は後に待ち受けている想像だにしていませんでした……。
準備食期間:2日目
お腹空いてないとか言いつつ深夜になるにつれて強烈な空腹を感じ始め、けっきょく全然眠れませんでした。
1日目にいきなり1日1食かつ「まごにやさしいっす」で糖質と炭水化物、あとカフェインなんかも一気にカットしたツケが回ってきましたね。
今思い返してみると、断食期間中この準備期間2日目が一番つらかったです。

2日目はこんな感じの夕食。
空腹でおかしくなって、3パック入りの納豆を全部食べるという暴挙に出たため、豆の残り香に苦しめられることになります…。
いや、バカかよ。
ツイートからも、ちょっと元気が無くなってきましたね。
正直この時点で死ぬほど水と塩断食を始めた事を後悔していました…(笑)
水と塩断食:1日目
そしてついに、水と塩断食1日目。
さらに厳しさが増すかと思いきや、予想外の変化が訪れ始めました。
なんか身体は憔悴してるんですが、頭がすごく働いてやけに元気になってきたんです。
お腹も謎に空いてませんでしたしね。

断食…最高じゃね?
こんなことさえ思ったほどです。この時は……。
まさかの好調な滑り出しでちょっとテンションが回復し始めました。
さぁ…果たしてこのまま断食はスムーズに終わるでしょうか……。
水と塩断食:2日目
はい、地獄到来です。
ここから1日目とは打って変わって食への欲求がマックスになりました。
もう何をしていてもご飯、ご飯、お肉、お肉、肉肉肉肉肉…という感じで何にも手がつきません。

何でこんなバカなことしてるんだおれは…。
多分タイムマシンがあったら断食を始める前の自分をボッコボコにしていたと思います。
昨日とは打って変わって地獄到来でかなり深刻さが増してきました。
泣いても笑っても残すところはあと1日。果たして乗り切れるのか…
水と塩断食:3日目
水と塩断食、最終日はまったく寝付けず遅めの起床となりました。
巨大なお肉に追いかけられるという悪夢を見るほど、追い詰められていました。

もう許して…。
この頃からずっと誰かに許しを乞うていた気がします。
しかし、それほどお腹は飢えてるはずなのにお菓子は全く食べたくならなかったんですよ。
これはもちろん個人差があると思うんですけど、本来人間に必要な物では無いからなんだと思いました。
まぁ目の前でケーキとか食われたら、羽交い締めにして鼻の穴にケーキを突っ込んでやったとは思いますが……。
気力と根性だけで1日の予定をこなし、ついに水と塩断食という最強に過酷な3日間も残すところあと4時間。
ラストはずっとYouTubeで飯テロ動画を見ながら過ごしました(映像でもいいからご飯を見ていないと気が狂いそうになった為)。
美味しそうなジブリ飯に舌をかみちぎりそうなくらい食欲がそそられて、まじで苦しかったです(今世紀最大のアホ)
そして、ついに待ちに待ったこの瞬間が。
嬉しすぎて発狂したところ家族に怒られましたが、無事に水と塩だけしか食べられない3日間の地獄が幕を閉じました。

はやく……はやくご飯を……。
一刻も早く身体に肉を放り込みたかったですが、残念ながらそんなことをすると身体がぶっ壊れます。
なので、ここからは身体を元に戻す回復期間の始まり

あ、ちなみに最終日に体重を計測した結果はこんな感じでした。
スマホ持つのもしんどくて画面がぶれてますが、結果は2㎏減となりました。
回復食期間:1日目
梅流しとは、断食が終わった1食目に食べる食事です。

梅干しと大根を茹でた汁という、なんとも質素な食事なんですが、デトックス効果もあって、断食1食目の食事としていいみたいですね。
味は断食後の飢えた身体でも正直微妙…(笑)
気持ちがはやって、断食終了の何時間も前に作ったので、ぬるかったのと作り方が悪かったのが原因かもしれません(作り方も見ずに梅と大根をぶっこんで煮込みました)

ちゃんと作ると美味しそうなので、ぜひレシピを参考にして作ってみて下さい!

その後はゆっくりと寝て、次の日の朝にお味噌汁をずるずると完食。
このお味噌汁は、ほんっとうに美味しかった…。
なんか、身体の隅々に染み渡るのが感覚で分かるんですよ……。
ビックリすることに朝はこれだけでお腹はいっぱいになりましたね。

あぁ自分は何て罪深き生き物だったのだろう…。
こんな何てことないお味噌汁を飲んだだけで、本当に今までの食に対する浅はかな自分に腹が立ってきたほどでした。
これからはもっと謙虚に、そしてもっと慎ましく食事と向き合うべきだと胸に刻んだ瞬間でしたね……。

まぁその日の夜ご飯は肉を貪ったわけなんですけれども。

酒も飲んだわけなんですけれども。
回復期間に一番食べるとまずいものを全部摂取したわけなんですけれども!(ドーン)
まぁ…うん…。
死ぬほどおいしかったので、悔いはないですね!!(ニコッ)
断食を終えて感じた反省点
というわけで、欲望に負けてしまい、回復期間は1日もたずに終了。
水と塩断食終了の次の日から普通の食事に戻しました。
言うまでもなく反省点は目に見えてますが、実際に水と塩断食に挑戦し、学んだことをまとめておきます。
やるならもっと準備すべきだった
今回の断食は突発的に思いついたので、実際にやりながら勉強して、進めていったんですよね。
一応何とかなりましたが、やっぱりもっと準備すればよかったなと反省しました。
準備期間2日目に頭痛と身体のだるさを感じたのは、いきなり食事を変えたのが原因でしたからね。
もうちょっと準備期間を長く取り、カフェイン…糖質と段階的に抜いていけばこうはならなかったように思います。
回復食期間をちゃんと取るべきだった。
やっぱりこれですよね(笑)
欲望に負けて回復期間を取らなかったせいで断食が終わった後の1週間、ずっと風邪は引くわお腹壊すわでかなり大変でした…。
あえて回復期間を取らなかったからこそ、回復期間はかならず取るべきだと胸をはって言えますね。
断食は誰かと一緒にやりましょう
断食は1人でするか、大勢で一緒にやるかでだいぶ違うと思います。
やっぱり1人だと心が折れそうになる瞬間があるんですよ……寝れずに天井を見つめるしかない瞬間とか…。
そんな時に応援しあったり出来るとやっぱり力が生まれると思いますね。
実家暮らしの方の断食はおすすめしません
みんなでやった方がいいと言っといて矛盾しそうなんですが、1人暮らしの方が断食挑戦には絶対いいですね。
というのも、断食中は普通にごはんを食べて生活している方達が最大の敵となるんですよね……(笑)
ぼくは実家で挑戦したんですが、毎日、朝昼晩と母親に

え、ご飯食べへんの?
とおいしそうな料理を見せつけながら言われ続けましたから…(笑)
母なりの心配だって事は分かってるんですが、22歳にもなって反抗期になりかけました(笑)
出来れば断食は休暇中に行うべき
断食中はとにかくフラフラになります。
そんな中、学校とか仕事があるとかなり辛いです。
断食中も学校に行ったんですが、なんにも頭に入らなくてかなり迷惑をかけたこともありました。
中々長期の休みを取るのは難しいですが、できるなら何の予定もない休暇中にやるのがいいですね。
または、一番辛い水と塩断食中だけ休暇にするとかがオススメです。
まとめ:断食は生半可な気持ちでやるものじゃない

そんなわけで、いかがだったでしょうか?
断食は一度経験するとハマる人と2度とやらないと決める人の2択になる気がします。
ぼくは後者でしたが良い経験にはなったかなと思いますね。
しかし、本当に死を意識するほど辛い場面もあったので、生半可な気持ちではやらないようにしましょう。
独学でやったぼくが言うのもなんですが、やるなら専門家に相談するか酵素ドリンク断食など水と塩断食より軽めな食制限に挑戦してからの方がいいと思います。
優光泉 という酵素ドリンクは、完全無添加で砂糖や香料の使用は一切使ってなくて、その上美味しいと評判となっているみたいですね。

いや~それにしても今回の挑戦は過酷でした。
しかし、自分もやれば出来るんじゃんという自信はかなりつきましたね。
とはいえ、もう二度とやりたくはないですが……(笑)
今後はこの経験で得た自信を武器にもっともっと精進していこうと思います!!
それでは!!
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