ごはん炊けたよ~ッ!

とあるおこめの軌跡

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素人が畑でサツマイモを育ててみて感じた栽培と収穫時の注意点まとめ

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どうも、親は普通のサラリーマンで農業なんかまったく縁のなかったくせに、何を血迷ったか農学部に通っていたおこめです。

 

今回は以前、市民農園を借りて1年間サツマイモを育てた際に感じた、サツマイモ栽培と収穫時の注意点を備忘録として書き残しておこうと思います。

 

サツマイモって冬には欠かせないですし、場所さえあればめっちゃ簡単に育つのでこれを読んでぜひ育ててみて下さい(^^)/

 

サツマイモ栽培のスケジュール

 

まずはサツマイモの年間栽培スケジュールを軽く説明しておきます。

 

基本的に忙しいのは3月後半の土作りから5月の終わりまでの植え付けの作業時くらい。

 

この作業が終わったら、あとは日々の水やりとか雑草の除去なんかの手入れくらいで正直収穫までほとんどやることがありません。

 

日々の手入れも、後々書きますがサツマイモは湿り気が苦手なので毎日水やりする必要はありませんし、雑草も抜くに越したことはありませんが放っておいても別に育つんですよね。

 

サツマイモって本当にいい子。

 

サツマイモ栽培の注意点~植え付け時~

とはいえ、しっかり手入れをしないといけない所をサボってしまえば、いくらサツマイモが強くても育ちません。

 

というわけで、一番大事な植え付け時の注意点をまとめていきますが、大まかに注意しないといけないのは以下の3つ。 

まずは1つ目の植え付け場所について。

 

サツマイモは土が湿っているとつるぼけというつるだけが育ってしまい、実が大きくならないという現象が起こってしまいます。

 

栽培しようとしている場所の水はけが悪い場合は(土を盛って山上にしたもの。田んぼなんかでよく見ますよね)を高く作るか、水はけを良くするためにパーライト(火山岩を原料にして作られたもの)をすき込みましょう。 

 

 

 

あと植え付け前に肥料をまくかと思うんですが、実はサツマイモって大きい割りにあまり肥料を必要としない少食っ子なんです。

 

なので作物の栄養となる窒素が少ない草木灰完熟堆肥またはサツマイモ生育用に作られた肥料をまくか、いっそ無肥料で育てましょう。

 

 

 

ぼくが実際に使用したのは完熟牛糞堆肥というものです。

 

牛糞って書いてあるのでくさそうというイメージがあると思いますが、完熟だったので思ったより匂いはありませんでした。

 

また、これはサツマイモに限った話じゃないですが、肥料をまくのは植え付けの1~2週間ほど前にして下さいね。 

 

植える直前に肥料をあげると、栄養が行き渡った土が出来上がる前に植えることになってしまうのでよろしくありません。

 

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偉そうに言いながら、ぼく自身時間が無かったを言い訳に植え付けの直前に肥料を入れたら、いくつかのサツマイモを枯らしてしまったんです……

 

これが原因だったかは定かではありませんが、肥料は1~2週間前にまくのが無難です。

 

 

(新井敏夫. はじめての野菜づくり. 主婦の友社, 2003, 77p)

 

次に植え付け方。

 

サツマイモは葉の付け根から根が出て実がつくので、苗は土の中に寝かせるように植えましょう。

 

直立に植える方法もありますが、ぼくの畑で2本だけ試してみたところどちらも夏前に枯れてしまいました。 

 

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ちょっとだけ豆知識ですが、マルチ(畝の上にかぶせる黒いシート)を破かずに苗を植えるには、棒を使って斜め横方向に穴をあけて、その中に苗を入れ込むとマルチをあまり破かずに苗が植えられます。

 

畑にいたおっちゃんに教えてもらったんですが、マルチを使う人はぜひ試してみてください! 

 

 

最後に植え付け後の処理。

 

先ほど、サツマイモは湿り気が苦手と書きましたが植え付け後は別です。

 

植え付け直後は発根して、しおれた感じから回復するまで水をたっぷりやりましょう。

 

その後は前述した通り湿り気が苦手なのであまり水をやらないようにします。

 

ぼくは、夏場は1週間に2回くらい、冬場の収穫直前までは1週間に1回くらいのペースで水やりしてました。

 

サツマイモ栽培の注意点~栽培時~

 

植え付け時を乗り切ればもうこっちのもの。

 

マルチ(黒いシート)を張っていれば雑草もあまり生えませんし、害虫にもかなり強いのでグングン育っていきます。

 

しかし、グングン育つがために注意点が1つ出てくるんです……。

 

それが、ツルを伸ばし過ぎないという事。

放っておくとサツマイモはどんどんつるを伸ばして、こんな感じに何が何やらわからないジャングル状態になります。

 

つるから伸びた根からも実が出来ますが、あまり実を多く作りすぎると1つ1つが小さくなってしまうんですよね。

なので、最初に植えた苗の部分から出る実にのみ栄養を集中させるために、伸びてきたつるから出た根は引きちぎる、または切ってしまいましょう。

 

サツマイモ栽培の注意点~収穫時~

 

最後はお楽しみの収穫時の注意点です。

 

もうここまで来ると特に失敗することはありませんが、ここで失敗したら最悪なので一応何点か書いておきますね。

まず収穫時に一番注意しなければいけないことは、実を傷つけない事。

 

サツマイモは土の中に眠っているので掘り出すときはスコップを使うと思うんですが、ここであるあるなのが、勢い余って芋を傷つけてしまうこと……。

 

そんなベタなことやるかよwww

 

って自信満々だったぼくもいくつかの実を傷つけてしまいましたので、思ってる3倍は慎重に作業しましょう……。

ちょっとしたコツですが、芋が見えるまではスコップを使い、見えてきたら赤丸の茎部分を切って片手で芋の周りの土を掘りながら、空いてる手で芋を左右に揺らしながら引き抜くとうまく取れます。 

 

 

次の注意点は、収穫後に水で洗わない事です。

 

サツマイモって水で洗うとダメなんですよ。

 

この次に詳しく書きますが、サツマイモは収穫後に貯蔵した方が美味しく食べれるんですが、洗ってしまうと貯蔵中に腐ってしまうんです。

 

なので、サツマイモは食べる直前に洗うようにしましょう。

 

 

 

最後の注意点は、収穫後にすぐに食べない事。

 

実はサツマイモって収穫直後はあまりおいしくないという採れたて野菜最高説を根本から否定している野菜なんです。

 

サツマイモは貯蔵させておくことで実の水分が飛び、さらにデンプンが糖に変わり甘みが増すんです。

 

収穫直後でもおいしいっしょwww

 

と思い、一応収穫直後に焼き芋にして食べてみたんですが全然甘くなかったので貯蔵は必須っぽいですね。

 

貯蔵方法ですが、理想としては雨の当たらない野外で3~4日置いて水分を飛ばした後、15℃くらいの日の当たらない場所で通気性の良いダンボールなどに入れて保管しておくのがいいみたいです。

 

  1. 雨に濡らさない事
  2. 夜霜が落ちるほど冷える地域なら場所を移す
  3. 保管にビニール袋など通気性の悪いものを使わない
  4. 冷蔵庫に入れない

 

とりあえず👆だけは最低限気をつけていればいいみたいですね。

 

2~3か月保管すれば更に甘くなるらしいですし、上手く保管すれば半年くらい持つようなので、収穫後も日が経てば経つほど楽しみが増えるのが素敵ですね(^^)

 

まとめ~サツマイモ栽培を楽しみましょう!

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というわけで、以上が素人が初めて畑でサツマイモを栽培して感じた注意点でした。

 

まだ1回育てただけのペーペーですが、サツマイモ栽培ほんとに楽しいですよ。

 

最初の植え付け時に失敗して枯れてしまったりと紆余曲折ありましたが、基本的に初心者向けの作物ですし、芋掘りは大人から子供まで楽しめますしね(^^)

 

ぼくも芋掘りの際は友達を誘って22歳のくせにへとへとになるまではしゃぎ回りましたから(笑)

 

それでは、この記事はこの辺りで!

 

この記事があなたの人生の趣味と出会うきっかけとなる事を願いつつ……